プリズムを用いた低分散スリット分光器の試作
part. 3 実写テスト その1
Written by K. Sugawara
Updated on Jan. 5, 1998
出来上がった試作品を使ってテスト撮影をしました。
実際の画像はもっときれいです。いずれも、ダーク、フラット等の処理はしていません。
- 昼間の空
スリットの長さ方向は、CCDチップの縦よりも長い。
分散方向については、可視域全体がちょうどよくおさまっている。
ただし、コリメータ等のけられのためか、周辺減光が激しい。
この写真はオリジナル画像の周囲を適当にトリミングし、
縮小した。太陽光の吸収スペクトルがたくさん見える。
左が短波長側。
- およそ1km先の水銀灯
ほぼ可視域全体を含んでいる。
光量が強すぎ、中央部分は完全に飽和している。
この写真はオリジナル画像の周囲を適当にトリミングし、
縮小した。左が短波長側。
左端の輝線(紫色)は極端に折れ曲がっている。原因を究明中。